建築設備士を取得した理由と合格方法

建築設備士」という資格を知っていますか?

建築系の中でもかなりマイナーな資格になります。

私は今年度合格することができました。

勉強法であったり参考書であったり、

今後、受験する方の参考になって欲しくブログを書こうと思いました。

建築設備士とは?

建築設備士は、建築設備全般に関する知識及び技能を有し、建築士に対して、高度化・複雑化した建築設備の設計・工事監理に関する適切なアドバイスを行える資格者として位置づけられています。

建築士法においては、建築士が、大規模の建築物その他の建築物の建築設備に係る設計又は工事監理を行う場合において、建築設備士の意見を聴いたときは、設計図書又は工事監理報告書において、その旨を明らかにしなければならないこととされています。また、建築基準法による建築確認申請書、完了検査及び中間検査申請書においても、その旨を明らかにしなければならないこととされています。

機械・電気系の方が1級建築士を目指すにあたって重要な資格であることがわかります。

また、1級建築士に助言できるので、

設計図などでも名前が載ることができます。

建築設備士を取得する理由

私は施工管理業務をしており、建築設備士は直接業務に関係があるわけではありませんでした。

それでも貴重な時間を費やして受験しようと思った理由は3つあります。

①建築設備で働いてきた証が欲しかった

他の記事で資格よりプログラミングやBIMと言ってますが、

数年、建築設備の仕事をしてきて何か証が欲しかったです。

②設計に異動または転職するために必要

もちろんなくても仕事を行うことができますが、

設計業務を行うにあたって最低ラインだと思っています。

③社内社外で知っている人からすると「おぉ!」ってなる

1級建築士ほど難しくない上に、

持っている人も少ないのでレアキャラになれます。 

費用

私は地方に住んでいるということもあり、

交通費がものすごくかかってしまいました。

 

受験手数料 36300円(令和2年度試験時)

法令集 4400円

過去問 4180円

2次試験講習会費 25000円

1次試験交通費 約15000円

2次試験交通費 約15000円

2次試験講習会交通費 約20000円

合計 約12万円!!

これにさらに登録費用などがかかります。

会社の補助なしではきついですね。

勉強方法

1次試験

1次試験は過去問をやるのみです。

過去問1冊分が完璧に解けるようになりましょう。

実は私は1次試験に1度落ちています。

しかも足切りはクリアしたにもかかわらず、

1点差で落ちてしまいました。

甘い試験ではないことはわかっています。

しかし2回目は合格することができました。

過去問のみで十分に合格圏内に入ることは可能です。

2次試験

こちらは問題集が売っていないので、

講習会を受けにいきました。

というか、2次試験を受験するにあたり、

講習会の資料は必須です。

私は空調選択だったため、

交通の関係もあるため、

関係のない講義は退出しました。

教材

市販で買える教材は以下の2つは必須です。

また、2次試験の講習会資料も必須です。